なぜ"タイムマシン"は机の引き出しなのか
僕は昔からアニメ「ドラえもん」が大好きなんです!23歳になった今でも、「好きなアニメは?」と聞かれれば真っ先に答えます。
そんなドラえもんで象徴的なのが、タイムマシンにおける「時間移動」の概念です。いくらドラえもんを見たことがない人でも、タイムマシンの設定については知っている筈です。おそらく…。
タイムマシンは、「設定した時間に過去・未来を問わず、超空間移動を通じてその年代に移動ができる」というものです。堅苦しく説明すれば(笑)
そんなタイムマシンがある場所といえば、のび太の机の引き出し。子供のころの僕は、この設定が当たり前すぎて何とも思っていませんでした。
しかし、よく考えてみれば不思議な話です。ドラえもんやのび太が別の時代に移動するときは、空中に丸い穴が開いてそこから地上に降り立ちます。
また設定上では、タイムマシンはブレーキ(車でいうところのサイドブレーキ)をかけておかないと別の時代に流れて行ってしまうこともあるみたいです。
別の時代ではこの移動方法なのに、どうしてのび太の部屋の場合に限って机の引き出しなのか?最近、不思議に思ったんですよね。乗り込む際もかなり不安定な筈です。
「引き出し」とは……物を閉まっておく場所のこと。役割としてはそれだけ。
では、学習机の「引き出し」とは…?
子供時代を過ごしたその引き出しには昔のテストや写真といった“過去”的な物と、将来の為にした貯金や雑誌といった“未来”的な物がしまわれている場所であります。概念でいうと“タイムマシン”と同じかなと。
そんなことを実家の引き出しを開けたときに考えました。そんなドラえもん、皆さんはどう思いますか?